映画広告図案士 檜垣紀六 洋画デザインの軌跡
題字・ポスター・チラシ・新聞広告 集成
檜垣紀六/著,
桜井雄一郎/編著,
佐々木淳/編著
書籍
発売中
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A4変型判・384ページ・上製
ISBN: 978-4-909717-04-7
2021年1月29日 発売
9,900円
(本体9,000円+税10%)
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映画広告600作品のデザイン。全部この男の仕業だ!!
外国映画のポスター、チラシ、題字、新聞広告などはユニークなものが多い反面、その制作者であるデザイナーの名前が表に出ることはほとんどありませんでした。
これまで日本国内では数多くの外国映画が公開され、それに伴い日本独自のデザインによるポスター、チラシが制作されてきました。その中でも記憶に残る作品を数多く手がけてきたのが広告図案士・檜垣紀六でした。
本書は2020年でデザイナー生活60周年を迎えた檜垣紀六が手がけてきた外国映画のポスター、チラシ、題字、新聞広告を、檜垣本人の解説と回想とで振り返ります。
在庫について
書籍『映画広告図案士 檜垣紀六 洋画デザインの軌跡』は大型本ということもあり、書店に置かれていない場合が多く、ご迷惑をおかけしております。店頭でご注文いただければ、数日中にお届けできますので、ぜひご注文をお願いします。
同様にネット書店で「在庫なし」と表示されていても、ご注文いただければ数日中にお届けできます。
2021年4月に2回目の増刷をしましたので、書籍の在庫はじゅうぶんにございます。ご不便をおかけして申し訳ありませんが、どうぞよろしくお願い申し上げます。
概要
『ブレードランナー』 『ダーティハリー』 『魂のジュリエッタ』 『燃えよドラゴン』 『エクソシスト』 『ランボー』 『ダイ・ハード』 『サスペリア』 『続・荒野の用心棒』 『スケアクロウ』 『昼顔』 『アルファヴィル』 『シェルブールの雨傘』 『タワーリング・インフェルノ』 『時計じかけのオレンジ』 『プロジェクトA』 『ベニスに死す』 ……。
2020年でデザイナー生活60周年を迎える檜垣紀六が手がけてきた、1960~90年代を彩る外国映画のポスター、チラシ、題字、新聞広告を、檜垣本人の解説と回想とで振り返る画期的書。
- 1960年から90年代にかけて製作された洋画(外国映画)約600本のポスター、チラシ、題字(日本語タイトルロゴ)、新聞広告を掲載。
- 全384ページのうち、336ページがオールカラー印刷。ポスターやチラシの写真と、その狙いや制作過程など、これまで語られることのなかった解説を掲載。
- 映画広告やポスターデザインの基礎知識、かつてのロードショー館や日比谷劇場街をめぐるコラム、関連年譜など読み応え満載の文章も多数掲載。
目次
- 序文
- グラビア
- 第1章 映画のスタイルとデザイン
- 1-1 マカロニ・ウエスタンのスタイル
- 1-2 ATG作品のスタイル
- 1-3 シネラマ劇場のスタイル
- 第2章 日本版デザインのさまざまなかたち
- 2-1 「ダーティハリー」シリーズの展開
- 2-2 アダプテーションの妙
- 第3章 ポスターは映画への扉
- 3-1 ポスターから観客へ、観客からポスターへ
- 3-2 時間・空間の表現
- 3-3 動き・スピードの表現
- 第4章 作品テーマとデザイン
- 4-1 “スター映画”の華
- 4-2 “女優”の香り
- 4-3 “ふたり”のデザイン
- 4-4 顔の競演
- 4-5 時代の表現
- 4-6 アメリカの闇、世界の闇
- 4-7 宙を舞うもの
- 4-8 甦る名作
- 第5章 デザインの底力
- 5-1 もっと多く、もっと巨大に
- 5-2 イラストの力
- 5-3 色彩の魔力
- 5-4 曲げる、仕切る
- 5-5 “ひとこと言い”の表現
- 第6章 題字は映画の顔
- 6-1 スタンリー・キューブリック監督作品
- 6-2 スティーヴン・スピルバーグ提供/監督作品
- 6-3 ウディ・アレン監督作品
- 6-4 百花繚乱 題字の世界
- 映画広告の秘境 新聞広告の世界
- 資料篇
著者プロフィール
檜垣紀六 (ひがき・きろく)【著】
広告図案士。
1940年生まれ。1960年、東宝に入社。1963年、東宝アートビューローに所属。東宝の作品(邦画・演劇)のみならず、系列の東和(現・東宝東和)やATGが配給する洋画作品の広告も多数手がけ、さらに1960年代末からは洋画メジャー作品も次々に担当。1987年に独立し、個人事務所「オフィス63」設立。
『燃えよドラゴン』『エクソシスト』『タワーリング・インフェルノ』『ダーティハリー』『時計じかけのオレンジ』『サスペリア』『キャノンボール』『ランボー』『ロボコップ』『ダイ・ハード』『バットマン』など、手がけてきた作品は枚挙にいとまがない。
2020年、デザイナー生活60年を迎えた。
桜井雄一郎 (さくらい・ゆういちろう)【編著】
本のデザイナー。映画雑誌『南海』代表。
1984年生まれ。2008年より鈴木一誌デザイン事務所に勤務。2014年、VHS関連の記事をメインにした映画雑誌「南海」を創刊。現在までに4号を発行。2017年に独立。本のデザインを仕事の中心とする。
佐々木淳 (ささき・あつし)【編著】
フリーエディター&ライター。
1961年生まれ。1987年、日比谷シャンテシネのオープンと同時に同館のパンフレット担当となり、その後フリーに。現在まで32年以上映画パンフの編集を続けている。国立映画アーカイブニューズレターや、東京フィルメックス公式カタログも手がける。
メディア掲載情報
2021/09/27 |
「フィギュア王」 No.284 メカスマ研究所特別編 1982年公開 超大作アクション巨編『メガフォース』大特集!(インタビュー掲載) |
2021/08/13 |
テレビ 「BOOKSTAND.TV」 《BS12》 |
2021/05/14 |
ネットニュース 「よろず~」 |
2021/05/12 |
メールマガジン 「ROADSIDERS' weekly.」 2021/05/12号 Vol.452 design 映画ポスターは「終わったメディア」なのか(都築響一) |
2021/05/10 |
「熱風」 2021年5号 |
2021/05/09 |
ラジオ「鈴木敏夫のジブリ汗まみれ」 《TOKYO FM》 ゲスト出演 |
2021/05/08 |
ネットニュース 「よろず~」 |
2021/04/29 |
ラジオ 「アフター6ジャンクション」 《TBSラジオ》 ゲスト出演 |
2021/04/25 |
ネットニュース 「よろず~」 |
2021/04/18 |
「映画広告図案士 檜垣紀六 洋画デザインの軌跡」出版記念上映会&トークショー (シネマノヴェチェント) ゲスト出演 |
2021/04/01 |
ラジオ 「Otona no Radio Alexandria」 《InterFM897》 ゲスト出演 |
2021/03/25 |
「日本経済新聞」 朝刊 |
2021/03/24 |
「神奈川新聞」 朝刊 「心躍る豪華な映画広告本 『映画広告図案士 檜垣紀六 洋画デザインの軌跡』」 |
2021/03/23 |
「日本海新聞」 朝刊 エンタメ面 「心躍る意外な制作裏話 『映画広告図案士 檜垣紀六―』」 |
2021/03/21 |
「徳島新聞」 朝刊 ラジオ・芸能面 「心躍る 豪華な映画広告本 『洋画デザインの軌跡』 檜垣紀六」 |
2021/03/19 |
「朝日新聞」 夕刊 シネマ三面鏡 (佐藤美鈴) |
2021/03/12 |
「サンデー毎日」 2021年3月28日号 |
2021/03/10 |
「アイデア」 No.393 新刊紹介 |
2021/03/09 |
「北海道新聞」 夕刊 カルチャー面 「映画広告図案士の仕事 一冊に 檜垣紀六の洋画作品収録」 |
2021/03/05 |
「キネマ旬報」 2021年3月下旬映画業界決算特別号 No.1861 映画本大賞第8位 |
2021/03/04 |
「週刊新潮」 2021年3月11日号 |
2021/02/20 |
「映画秘宝」 2021年4月号 書評 (柳下毅一郎) |
2021/02/05 |
「キネマ旬報」 2021年2月下旬ベスト・テン発表特別号 No.1859 特集記事として12ページにわたり掲載 |
内容見本
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お詫びと訂正
p.343掲載『針の眼』の題字ですが、処理の途中で金へんの一画が消えてしまいました。
p.302掲載のチラシに記載されているものが正しい題字です。
お詫び申し上げますと共に、ここに訂正させていただきます。
書店様へ
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